釣った魚の同定力を上げるべく「神奈川県立生命の星・地球博物館」に「魚類学」の講座に参加してきました。 |
測定機には、実体顕微鏡、虫ピン、ノギス、ピンセット、電卓など。 |
解凍と水洗/ガス抜き/展鰭と仮固定
1.標本(魚)を水で洗浄。
2.硬直した魚体をクネクネして柔らかくする。
3.鰾(うきぶくろ)のガス抜き
(注射針で肛門から背骨手前のうきぶくろに刺し抜く)
ガスが抜け腹が凹んだら水を注入して整える。
4.左向きに置き虫ピンで鰭を広げ固定する。展鰭(てんき)
する。
5.10%ホルマリン溶液を万遍なくかけ、10〜15分間程放置し固める。
6.固まったら、虫ピンを抜きます。 |
写真撮影
1.アクリル製の水槽にガス抜きしてある標本を左向きに沈めて置く。
2.背景は白と黒の2パターンで写真撮影します。
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観察と計測
ノギスを使って全長や体長を測ったり、鰭条数や側線有孔鱗数などを数える。 |
肉眼で見えない所は実体顕微鏡を使って観察や計数・計測します。 |
記録用紙に計測結果を記入します。
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同定
計測結果を元に同定します。 |
自家製魚類図鑑
1.ケント紙に撮影した標本(魚)の写真を貼りけます。
2.魚の名前や全長や鰭等の外観のデータ等を記入し清書します。 |
自家製魚類図鑑
黒バックの写真
今回の標本(魚)はサクラダイに同定されました。 |